2017年5月 活動報告 後半
5月（がつ）の活動報告（かつどうほうこく）（後半（こうはん））を続（つづ）けたいと思（おも）います。

前半（ぜんはん）では実験（じっけん）の話（はなし）がつづきましたが、ここでイベントの振（ふ）り返（かえ）りに入（はい）ります。
5月（がつ）21日（にち）には部員（ぶいん）約（やく）30人で京都観光（きょうとかんこう）に行（い）きました。

写真（しゃしん）はその時（とき）の様子（ようす）です。

新（しん）1回生（いっかいせい）もたくさん参加（さんか）してくれて、最初（さいしょ）はタジタジだった先輩後輩（せんぱいこうはい）たちも、帰（かえ）るころにはスッカリ打（う）ち解（と）けていました。新年度（しんねんど）へむけてとても良（よ）いスタートを切（き）ることのできたライサイ部員（ぶいん）たちなのでした！！（皆様（みなさま）もぜひ京都（きょうと）へお越（こ）しください…!!）

5月最後（がつさいご）のイベントは、玉川小学校（たまがわしょうがっこう）での公開実験（こうかいじっけん）です。
写真（しゃしん）は「マローブルー」という実験（じっけん）をしている　なかみー　&　たいが　です。

この写真（しゃしん）ではよく見（み）えないので、こちらの写真（しゃしん）をご覧（らん）ください。

この実験（じっけん）では、マローブルーというお花（はな）からつくった青紫色（あおむらさきいろ）の液体（えきたい）に様々（さまざま）なものを混（ま）ぜて液体（えきたい）の色（いろ）の変化（へんか）を見（み）ることができます。

変化（へんか）させたものがこちら↓↓↓

左（ひだり）から順（じゅん）に
重曹（じゅうそう）、にがり、（何（なに）も混（ま）ぜていない）、レモン汁（じる）、クエン酸（さん）をマローブルーに溶（と）かしたものになります。

上（うえ）から見（み）るとより見（み）やすいですね。

どうしてマローブルーは様々（さまざま）な色（いろ）に変化（へんか）することができるのでしょうか？？

混（ま）ぜた物（もの）の元々（もともと）の色（いろ）が関係（かんけい）しているのでしょうか？？

←クエン酸（さん）　　重曹（じゅうそう）→
どちらも白色（しろいろ）の粉（こな）ですが、

そこに青紫色（あおむらさきいろ）のマローブルーを注（そそ）ぐと

キレイに赤色（あかいろ）と青色（あおいろ）に変化（へんか）します。つまり、混（ま）ぜるものが何色（なにいろ）なのかはあまり関係（かんけい）なさそうですね。。。

では、どうしてこのような色（いろ）の違（ちが）いが現（あらわ）れるのでしょうか。

実（じつ）は、マローブルーにはアントシアニンという紫色（むらさきいろ）のものによく含（ふく）まれる成分（せいぶん）が入（はい）っています。ブルーベリーなんかにも含（ふく）まれていますね。

このアントシアニンは、液体（えきたい）が酸性（さんせい）かアルカリ性（せい）かで姿（すがた）を変（か）えるのです。

酸性（さんせい）？アルカリ性（せい）？？　とは一体（いったい）なんなのでしょうか。。

液体（えきたい）には、酸性（さんせい）、中性（ちゅうせい）、アルカリ性（せい）の３つの種類（しゅるい）があります。酸性（さんせい）には酸（す）っぱいものが多（おお）く、アルカリ性（せい）は苦（にが）かったり触（さわ）るとベタベタすることが多（おお）いです。中性（ちゅうせい）は酸性（さんせい）とアルカリ性（せい）のちょうど真（ま）ん中（なか）を示（しめ）します。

アントシアニンは水道水（すいどうすい）の中（なか）では青紫色（あおむらさきいろ）のままですが、クエン酸（さん）やレモン汁（じる）など酸性（さんせい）のものと混（ま）ぜると赤色（あかいろ）に、逆（ぎゃく）に重曹（じゅうそう）やにがりのようなアルカリ性（せい）のようなものと混（ま）ぜると青色（あおいろ）に変化（へんか）するのです。また、中性（ちゅうせい）のものと混（ま）ぜても色（いろ）は変化（へんか）しません。

つまり、マローブルーがあると液体（えきたい）が酸性（さんせい）、中性（ちゅうせい）、アルカリ性（せい）のどれであるか調（しら）べることができるのです！！

マローブルーは紅茶（こうちゃ）ですのでデパートなどでお買（か）い求（もと）めいただけます。
※ただし、クエン酸（さん）や重曹（じゅうそう）と混（ま）ぜた時（とき）は決（けっ）して飲（の）まないようにしてくだい！！！

それではこの辺（へん）にて、5月（がつ）の活動報告（かつどうほうこく）を終（お）わります。お次（つぎ）は6月（がつ）の活動報告（かつどうほうこく）です。

To be continued…